洪家内功と拳術

洪家内功の効果と特徴

天下の名拳・洪家拳は中国の南派武術として、広東省でもっとも有名な代表拳法の一つに発展し、中国南部及び東南アジア、欧米諸国の一部で盛んに行われています。

内功は、体内から生み出される気である内力(内勁ともいう)を使う技で、呼吸、血流など、身体の内部機能を鍛錬し、全身の経絡を巡る内息(真気、気)を自在に操るもの。
これを体外に放出することで、攻撃や治療などに用いることができます。

洪家内功法は直接伝授のため「門外不出の秘宝」とされてきました。秘伝の練習法で練習すれば、人間本来の潜在力を呼び起こし、体の中の経絡を速やかに貫通させ、五臓六腑を強めることができ、病気を未然に予防し、健康で生き生きとした人生を過ごせるようになります。

洪家拳法の特徴は、気を沈め、足の運びを安定させ、拳勢威猛、剛勁有力に導きます。

◆(若き日の)劉湘穗氏とその師・李堯山老師



写真は、90歳後半の写真で、著名な南拳拳師・李堯山老師父。

洪家拳師には長寿者が多く、劉老師の老恩師・名中医師・著名洪家武術家李尭山師父は中国の「十大健康老人」に選ばれ、103歳まで活躍されました。